人前でスピーチやプレゼンをするとなると緊張しない人はいない。本来の実力を100%として、80%出せればほぼ完璧だと言えます。場馴れしている人でもその程度。
通常の半分の力も発揮できないなんて当たり前です。緊張しすぎないように対策が必要ですし、意識を変える必要もあります。
人前で緊張しない方法
・準備をしっかりする
準備をしっかりしておくだけで、緊張しなかったなんてことはあります。
「これだけ準備して練習もしたんだから大丈夫だろう」というように、自信があると精神的に落ち着きますよね。
・リラックスする、深く呼吸を
緊張すると筋肉が強張ります。
顔や体の動きも悪くなり、集中できません。
思考が肉体に影響を与えて、肉体が思考に影響を与える相互作用なんですね。
ですから緊張したときにリラックスさせるには、まず、体の緊張を取りましょう。
全身に力が入っているでしょうから脱力しゆっくりと深呼吸をしてください。脱力したら少しは落ち着けるはず。
・動作、口調をゆっくりする
ゆっくりとした口調、動作でも落ち着く効果を得られます。緊張して早く終わらせたい人に限ってすごく焦りますよね。スピーチなども早く終わらそうとすればするほど、聞いている側に内容が伝わらなくなります。
ガチガチになっているときこそ、『ゆっくり』を心がけてみてください。
・シュミレーションをしておく
人前でなにかをする場合、事前にシュミレーションをしておくのは有効です。
どういった手順で行い、風景や観客などリアルに思い浮かべてください。
本番よりも多い人数の光景をしっかりと想像できるなら、本番ではすごく楽になるかもしれません。
・経験を積む
初めて挑戦する物事は肩に力が入ったり、固くなったりして緊張してしまいますよね。
緊張してしまうのなら何度も何度も経験する。実はこれが一番手っ取り早い方法。
ただ闇雲に挑戦するのではなく、人前で緊張しない方法を意識しながら取り組みます。
次に緊張してしまう意識、考え方を変えるにはどうすればいいのでしょうか。
人前で緊張しない考え方
・目的に集中する
人前で発表するときの目的はなんでしょうか?意識が自分に向いていると、やはり神経質になってしまいます。
「見てくれている人面白いと思ってもらおう」
「聞いてくれている人にわかりやすく聞いてもらおう」
もともとの目的はこっちじゃないですか?それに集中!
・失敗を恐れない
「失敗したらどうしよう」
慣れないうちは本当に失敗が怖いです。だったら死ぬほど練習して準備しておけばいいんです。
「これだけ練習したんだからミスしようがない」くらいすれば自信もつくでしょう。
・緊張を楽しむ
ある程度の緊張感はパフォーマンスの向上につながります。
緊張していると長時間集中することもできます。
緊張はプラスにもマイナスにもなる。
つまりネガティブがポジティブに捉えるかで敵にも味方にもなってしまいます。
それならポジティブに捉えて味方にしてしまいましょう。
不慣れであまり経験しない出来事だから緊張するということは、普段はできない貴重な体験ですよね。
結局は楽しんだ方がお得ってことですね!!