仕事の業種File5:サービス業ってなに?どんな仕事をするの?

サービス業とは、言葉通り「お客様に対してサービスを提供する業種」のことです。
サービス業はお客様と直接関わる職種もあれば、お客様が乗るもの、触れるもの、感じるものに関わる職種まで多種多様な内容があります。

サービス業は日本の産業区分である「第一次産業、第二次産業、第三次産業」の中の「第三次産業」に属し、形のあるものを取引する小売や卸業以外となる「非製造業全般」を指します。

日本標準職業分類として、
・生活衛生サービス職
 理容・美容師、ネイリスト、クリーニング、浴場従事など
・飲食物調理職
 調理人、パティシエなど
・接客・給仕職
 飲食店主、旅館主、ホテルスタッフ、キャビンアテンダント、娯楽スポーツ施設員など
・家庭生活支援サービス
 家政婦、家事手伝い、ベビーシッターなど
・介護サービス職
 福祉医療施設での介護職員
・保険医療サービス職
 看護助手、歯科助手、動物病院助手など

その他に、「専門サービス業」「複合サービス業」「情報サービス業」などのカテゴリーも存在します。
・専門サービス業
 税理士、弁護士、行政書士など専門的な知識と技術を使って生活を支えてくれるのが特徴です。
・複合サービス業
 協同組合、郵便局など主に、信用事業、保険事業、共済事業などを行う事業所を指します。
・情報サービス業
 市場調査、データセンターなど

少子高齢化が進み、福祉や介護をはじめ、デリバリーサービスや癒しを提供するセラピー系の職種など、サービス業が盛んになっており、需要も高まってきています。相手のことを思い、親身になること、どうすれば喜んでもらえるのか、満足していただけるのかを考えることが大切です。そしてお客様の「ありがとう」の一言で報われたときは最高の喜びでしょう!