長所と短所は7:3がベスト
面接では「あなたの長所と短所を教えてください」という質問をされることがよくあります。しかし、「改めて聞かれると、何を答えればいいのかわからない」と困ってしまう人は多いのではないでしょうか。
長所ばかりを話すと、自分を客観的に見ることができない、虚栄心がある、と思われてしまいます。
逆に短所ばかりを話す(こういうひとはあまりいませんが)と、自信が無い、モノの考え方が否定的と思われてしまいます。
印象の良い割合は長所と短所は7:3。この2つの配分もポイントになります。
先に短所を言う
例えば、「私は物事に真剣に向き合い、ひたむきに努力できます。でも、そのために周囲が見えなくなることもあります。」よりも、
「たまに周囲が見えなくなることもありますが、物事に真剣に向き合い、ひたむきに努力できることが自分の長所だと思っています。」という言い方のほうが熱意が伝わります。
これは、「マイナス・プラス法」というスキルです。面接の時だけではなく、いつでもこの言い方、考え方ができるようになることが一番重要なのです。
目上の人にヒアリング
自分の性格についての短所、長所あるいは、第一印象など、これは、自分で思い返すことと同時に第三者にも折りをみてヒアリングしましょう。
このとき、できるだけ自分より目上の方にたずねましょう。まず、両親です。先生、親戚、バイト先の店長、先輩や仲良くなった社会人の方などに伝えてみましょう。
友達が言う「良いと思う」は必ずしも「ビジネス上での」「良い印象」とイコールではありません。なので目上の方の意見を聞きましょう。
このとき、たとえ厳しいことを言われてもちゃんと冷静に受け止めて、本当にあなたのためを思って言いにくいことを言ってくださる方に対する感謝の気持ちを忘れないようにしてください。
そして内定がとれたらきちんと報告と御礼を伝えるようにしましょう。