リクルートスーツの選び方

就活で大切なのは、エントリーシートなどの書類だけではありません!
採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるような人柄をアピールする必要があるのです。

そこで注目したいのがスーツ。
なぜ就活でスーツをチェックされるのか、その理由はいくつか挙げられます。

その① 就活生の常識力を見るため
スーツといってもリクルート用のシンプルなものもあれば、柄が入ったファッション性に富んだデザインもあります。
就活生の中には、せっかく着るのであれば、おしゃれなデザインにしたいと思う人もいるでしょう。
しかし、就活はビジネスの場なので、好み云々よりも先にどんな企業にも対応できるような服装で挑む必要があります。
つまり、採用担当者は就活生それぞれの常識力をスーツによって見極めているのです。

その② 身だしなみに気を配ることができるのかチェック
社会人になれば、社内だけでなく取引先やお客様の前に立たなければならないこともあります。
その際は、社内の立場に関係なく、企業の顔として対応しなければなりません。
だからこそ、採用担当者は目の前の就活生に企業の顔として外に出せるかどうかを見極める必要があります。

面接時の話し方や表情なども重要ですが、服装は一目で印象を左右するほどの影響力があるため、重要性が高いと言えるのです。

ースーツ選びのポイントー

まだスーツを着る機会がほとんどない学生にとっては、どう選べば良いのか分からない人も多いと思います。
企業側も細かく指定をしないため、たくさんあるデザインの中から最適なものを選ぶのはそう簡単ではありません。
では、どんなスーツを選ぶと好印象を与えることができるのでしょうか。
正しいスーツ選びのポイントを紹介します。

■色は黒や濃紺
企業の中には、「黒のスーツ」とあえて指定しているところもあるほどなので、1着は持っておきたい色です。
また、実際に社会人になってスーツを着るとなると、多いのは黒と紺です。
紺と言っても非常に濃い紺で、明るくない分悪目立ちしない色と言えます。
そのため、黒のスーツより顔色が明るく見えやすい特徴があるので、就活中に指定がない限りは紺でも問題ないでしょう。
なお、グレーやベージュなどは個性的になるので、就活には不向きです。
採用担当者の印象には残りますが、良い印象としては残らない可能性が高いので避けましょう。

■柄はスタンダードなのは無地
しかし、柄が一切ない真っ黒なスーツは、重い印象を与えることもあります。
うっすらとストライプが入っている程度のスーツでも大丈夫でしょう。
ただし、あまりにはっきりとした線で柄が入っていたり、個性的なデザインが施されていたりするスーツはNGです。

■サイズは必ず採寸をして自分の体に合ったものを
サイズが不自然に合っていないスーツは、相手に違和感を与えます。
大き過ぎるとパジャマのように見えてしまうことも。
適したサイズのスーツはかっこよく着こなすためのポイントでもあるので、袖やパンツの丈だけではなく、肩幅なども見て最適なサイズを選びましょう。
スーツのジャケットを着たときに肩がきつく感じたり、不自然なシワが寄ってしまう場合はサイズが合っていない証拠です。

■最低でも2着持ってればOK
就活中は、何があるかわかりません。
急な雨に降られたり、隣の人にコーヒーをこぼされてしまうこともあるかもしれません。
そんなときのために替えの1着を持っていると便利です。

たくさんのスーツの中から就活生の皆さんはどれを選べばよいのか迷う事が多いと思いますので今回の記事を是非参考にしてみてくださいね。
第一印象を良くするにはスーツだけでなく身だしなみも重要です。
面接の場合は最低でも15分前には会場に着いて、鏡の前で髪・服装の乱れを整える時間を確保しましょう。