男女ともにオススメ!革靴のお手入れテクニック。

説明会や面接を受ける日は、できれば晴れていてほしいですよね。
しかし特に今のような梅雨の時期には一日中雨が降っていることも。
そのまま放置して汚れたままになっていませんか?
「足元を見られる」という言葉があるように、靴の手入れはその人の身だしなみのレベルが如実に現れてしまいます。
ところが、ほんの少しのお手入れで靴のコンディションを保ち、美しく・長く使うことができます。
高い靴でなくても、しっかりとお手入れをした革靴で向かいましょう。
そこで今回は革靴のお手入れテクニックをご紹介します!

■シューキーパーで型を保つ
みなさんは革靴を履き終えて、シューキーパーをきちんと使っていますか?
靴を脱いでそのまま保管していると足先(指の付け根あたり)が曲がってきてしまいます。
そのまま保管しているとその曲がりが進行し、靴のシワがだんだん大きくなり、
靴を履いている状態でもシワが目立つ状態になって形が保てなくなってしまいます。
どんなに良いスーツを着ていてもこれでは不格好です。
そうならないためにも、帰ってきたら革靴にシューキーパーを入れて、靴本来の正しいフォルムに整えてあげましょう。
100円ショップにもプラスチック製シューキーパーがありますが、吸湿作用がないため靴の湿気は取れません。
靴を一日履くと、足は1日100cc(約コップ半分)もの汗をかくそうです。
オススメなのは形を保ち、湿気を取り除いてくれる木製の物です。
ちなみに、シューキーパーの代わりに新聞紙を詰めたりされますが、オススメはできません。
なぜなら、柔らかい新聞紙では、靴の形をキープすることができないからです。
靴のサイズにあった吸湿性の高いシューキーパーを選びましょう。

■基本のお手入れ
①シューキーパーに入れる
②革靴の表面をブラッシング
(ホコリ取りには柔らかい馬毛のブラシがオススメ)
③汚れ落とし用のクリーナーをスポンジにつけ、さらに表面の汚れなどを落とす。
④靴クリームをつけて磨く。
(クリームはつけすぎない。30分ほど放置。)
⑤ブラシ、または布で丁寧に拭き取り、完成。
(豚毛のブラシでクリームを靴に刷りこむ。ブラッシングしたあとはボロ布で余分なクリームを拭き取る)

基本的な流れは、そんなに難しくはありませんが、日々継続することが大切です。
③〜⑤は週に1度でOK。
靴にロウが乗っているので、ブラッシングしただけでもツヤがでてきます。

日々のほんの少しのメンテナンスで靴は美しく、長く使う事ができます。
また革靴は一足を履きつぶしてからもう一足を買うよりも、二足から三足を順番に履き替えたほうが、トータルで見た時に長持ちします。
2足用意しておくと安心です。
最後になりますが、説明会や面接を受ける前は、全身鏡で頭から足の先まで完璧かどうかチェックする習慣を身につけておきましょうね。