仕事の業種File8:電気・ガス・水道業ってなに?どんな仕事をするの?

◆電気業
私たちの生活に欠かせない社会インフラのひとつである電力を生み出し、それを必要とされるあらゆる場所に安定的に供給するお仕事です。
主な仕事内容としては、発電、送電、変電、配電といった電力供給に関する一連の事業のほか、各発電所や送電設備などの監視やメンテナンスなどがあります。また、エネルギーをより効率的に利用するための研究開発を行ったり、オール電化など、新しいライフスタイルを提案することも事業内容に含まれます。実際の業務内容として、各家庭を回って検針・集金をする業務、電力を起こすためのガスや石炭などを海外から調達する、新たな電力事業の企画や発電施設の建設、各営業所でインフラ整備や設備の新たな設立、営業活動、検針・集金業務など通常業務の対応など、毎日電力を供給するための業務を行います。
公共性の高いインフラ事業を営む電力会社各社は、非常に社会への影響力が大きいため、安全性の徹底や、環境への配慮が強く求められます。大きな事業に携わりたい方や、インフラを整えて世の中を動かしたい人に向いている業種です。専門的な知識を要する職種が多いので、選考では大学で学んだ知識をアピールできるようにしましょう。

◆ガス業
電力と同じく、私たちの生活には必要不可欠なガスを供給・販売するのがガス業界です。ガス業界を志望する学生は多く、人気の業界の一つでもあります。
ガス市場は大きく以下の2つの業態に分けることができます。
「都市ガス」はガス管を供給地域に整備するインフラ整備が必要ですが、一度整備してしまえば各家庭でガスをより安く利用することができます。
「LPガス」は「都市ガス」が供給されていない地域で利用されているガスで、大きなガスボンベを定期的に入れ替えることでガスを利用することができます。「都市ガス」よりは割高となっていますが、「都市ガス」よりも火力が高く企業用にも利用されています。
主な仕事内容としては、新規顧客獲得のため、各家庭を回ったりガスの良さをアピールするイベントを開いたりする営業活動や、各営業所で行うガス管や設備の点検、ガス料金の集金、LPガスの場合ガスボンベの配達などの業務、燃料の調達、新しいガス商品や新機軸の事業の企画、新商品や、ガスのパイプライン、新しいガスの燃料などの開発、都市ガスの場合、地中に埋まっているガス管の定期的な点検や入れ替えがあります。
ガス業界と電力業界は、相互に参入可能になったからこそ、ガス業界を志望する学生は電力業界のリサーチもしておきましょう。

◆水道業
私たちの生活において大事な水回りの管理を行うのが、水道業界です。水回りのトラブルがあれば、水道会社が駆け付け、配管工事等を行ってくれます。水道の蛇口をひねれば水が出てくる仕組みを考えたのは水道業界です。現在、家庭で広く使われている水道は、1887年に横浜で作られた水道を応用したものです。私たちが普段から使っている水道水は、「上水道」から供給されています。1957年に制定された水道法により、飲み水としても使える水が供給され始めたのです。こうした水道事業全般を管理・運営しているのが、水道業界です。
主な仕事内容は、みなさんがイメージされる水漏れや水道管のつまりが起きた現場に駆けつけて修理する他にも様々な業務があります。給湯器の交換や、トイレやお風呂、台所などの屋内だけでなく、屋外の水トラブル、その他エアコンの水漏れなどのトラブル・清掃をてがけている水道会社も多いです。また、オール電化工事や水まわりのリフォーム(トイレや浴室など)をおこなっている水道会社もあります。
職種としては、事務職(総務・法務・広報・人事・経理など)、営業職、技術職があります。
水道法や技術職であれば水道の構造に関する知識や、営業職では海外進出をしている会社では高い語学力が求められたりします。水道業界への就職を目指すのであれば、しっかりとリサーチをしていきましょう。